【日】日銀金融政策決定会合議事要旨
日本の経済指標というのは世界的に見ると注目されていませんが、それは日本人として寂しい気持ちになりますので日本の政策金利発表といわれる「日銀金融政策決定会合議事要旨」を紹介します☆
日本銀行(英:Bank of Japan)は日本銀行法に基づく財務省所管の認可法人であり、言わずと知れた日本の中央銀行です。
略称は日銀(BOJ)となっています。
日銀は海外の中央銀行に比べると保守的で革命的な変化を起こしにくいと言われています。
しかし、日本人にとって最も多くの通貨を持っているのは日本円となるため、日銀政策金利発表は円の通貨ペアの取引を行う上では注意しておきたいものになります。
預金通帳に入っている日本円の全ての価値が左右されるわけですから、FXをやっていなくても生活に関わる重要な情報となります。。
ただ、本来であれば各国の政策金利発表は為替市場にとって最重要のイベントですが、冒頭で言いましたように、日銀の政策金利発表の注目度は低いです。
これは、保守的な傾向と日銀政策金利発表は米政策金利の動向を後追いする傾向があることが過去の経緯から分かっているからです。
このため近年ではほとんど値動きの材料にはならないことが多いです。
政策金利を決定する日銀金融政策委員会は月に1、2回行われ、総裁、副総裁の2名、審議委員の6名の計9名の委員が基本的な構成です。総裁・副総裁を含めて委員は内閣が任命し、衆議院・参議院がこれに同意する国会同意人事となっています。
開催は月に二回程度行われ、日銀のホームページでは資料や統計などの公表予定、金融政策決定会合や総裁定例記者会見の開催日程などを掲載しています。
原則として、毎週金曜日に更新されますので、金曜日に確認をするといいと思います。
議事は8時50分に始まり、経済・物価情勢の展望15時から始め全文を翌営業日の14時に発表します。
金融経済月報は14時で、「概要」の英訳も14時ですが、全文の英訳は翌営業日の16時30分ですので、日本語が使えれば世界のトレーダーより二時間分の情報を前倒しして手に入れられることができます。
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