経済指標の使い方や狙いは?代表的な指標をまとめました!-後編-
前回に引き続き、経済指標のお話をします。
私も過去の雇用統計発表時に取引をした事がありますが、
その時の市場予想は悪化の予想でしたが、実際は米国失業率が大幅に改善され、
すごい暴騰が起きました。
ある人は狂喜し、またある人は狂乱します(汗)
私は狂喜のほうだったので良かったのですが、
そのときはポンド円を取引していたのですが、経済指標発表後1分ほどで1円以上上昇しました。
最終的に4円近く上昇し、利益はかなりの利益を上げることができましたが、
逆のポジションを持っていたら4円ほどの損失を出していたと思うとゾッとします。。
当時の状況はPCの時計が21:30に変わった瞬間ローソク足が急激に上に伸び、
そのローソク足が画面を突き抜けるのではないかと言う位の勢いで上がっていきました。
追加ポジションを取ろうと、急いで買い増ししたのですが注文が通りません。
注文が殺到しすぎてサーバーがパンク状態になり、注文が通ったときは70銭ほど上昇した後でした。
大抵このような急激な上昇の場合は反落するのが常套なので、
決済、そして売りを仕掛けようとしましたが注文が通りません。
急いで再起動をかけましたが、間に合わず売り注文はあきらめました。
しかし、このときはこの事が良いほうに進みました。
先ほども言いましたが、こういう急騰の場合すぐに反落して終わるのですが、この時の経済指標の結果は予想との乖離があまりにも大きすぎたため、数時間もの間、上昇を続けていました。
このような一方通行の相場はトレーダーにとって一番恐ろしいものです。
この経験をしてから重要指標発表の前はポジションをできるだけ持たず、
持っていても値動きに惑わされないようにするということを決めました。
皆さんも激しい値動きを見ていたらポジションを取りたくなると思いますが、
そこはグッと我慢してチャートを見るだけにしましょう!!
そして、この指標結果を踏まえて将来を予測する力をつけましょう。
すると、雇用環境が良くなりお金が市場に回るようになるので景気が良くなり
政策金利が上昇しその国の通貨は買われやすくなるので、先に買っておこうなど、先を見据えた行動ができるようになれば利益も得やすくなりますし、少しの値動きでは動じなくなります。
このように目先の動きにとらわれず、中長期的な目で相場を見れるようになりたいですね☆
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