FXで得た利益を申告する際の税率・税額の計算方法
本来所得税というのは給与や年金などそれぞれの所得金額を合計してトータルの所得金額をだしたあとにそれに対して税額を計算してそれを申告することによって税金の金額が決まるようになっています。
しかしある一定の所得に関しましてはそれらの所得とは合わせずに分離してそれらの税額を計算して税金を収める方法、これを申告分離課税といいます。
これらはこのFXで得た利益にかかる課税、いわゆる先物取引にかかる課税もこれに当たり、それに対する計算式というものが存在します。
これの計算式としては他の所得金額にかかわらず一律して利益に対して20%が課税対象になります。
内訳としては所得税15%に住民税が5%となります。
これが本来のFXなどで得た利益の課税計算方法ですが、昨年の24年度から、その計算式で出た所得税額×2,1%の所得税が課されるようになっています。
これの名称は「復興特別所得税」といい、文字のごとく、先の大震災で被害を被った関東、東北のいち早い復興を目指して財源を確保するために向こう25年間にわたって徴収される所得税となっています。
よって昨年からは申告分離課税の場合はいちりつ20.315(所得税15%の2,1%=0,315)が税率となります。
尚、海外FX口座は今まで通り、総合課税となるということです。
私は税務の経験も無いしプロでも無いので、内容が間違っている場合があると思いますので、参考程度にお読みください。