【FX初心者基礎解説】 通貨ペアとは?
FXを始めると通貨ペアというものを選ぶ必要があります。
FXとはご存知の通り、外国の通貨を買ったり売ったりすることで、外国通貨を持っている間の値動きや金利差で利益を出そうという投資方法です。従ってどこの通貨でどこの通貨を買うかが非常に重要になってきます。
初心者がよく行うのはドル円という通貨ペアですが、これは日本の円とアメリカのドルの取引を意味します。
ドルは取引量が多いために変動の幅も比較的小さく安定しており、情報もテレビのニュースなどで逐一入ってくるので取引しやすいです。
スプレッドも他の通貨に比べ小さいので入り口に相応しいとも言えます☆
その一方で金利差はあまりないのでスワップ狙いの人には向きません。
ドル円に慣れてきたら、ドルの次に大きなEUの通貨である【ユーロ】との通貨ペアであるユーロ円を取引される方も多いです。
ユーロ円はドル円に比べて変動幅が大きいため儲けが大きくなりますが、同時に損失も大きくなります。
並んでオーストラリアの通貨である豪ドル円という通貨ペアも人気です。
豪ドルは金利差が大きいため、豪ドルを買って放っておくだけでも毎日それなりのスワップ金利という金利のようなものがつきます。
勿論高い金利がつくということはそれなりのリスクがあると言うことでもあり、一度相場が動くとかなりの変動があります。
ちょっと気を抜くと相当な損失を出す怖い通貨でもあります。
これ以外の通貨ペアは非常にリスクが高く、あまりお勧めできるものではありません。
大きな変動を求める場合にのみ取引をすることがあるのかもしれませんが、相応の覚悟がなければ手を出さないほうがよいでしょう。
特にイギリスのポンドは別名【悪魔の通貨】と呼ばれ、一日の値幅が非常に大きいので、手を出さないのが無難でしょう。