FX通貨ペアの基礎

スイスフランの基礎

【FX初心者基礎解説】 スイスフランの基礎

スイスフランの特徴として、他の主要通貨よりも金利水準が低い傾向にあり、国民生活が安定している事や、永世中立国としての機能をかわれ、有事の際避難通貨として買われています。

 

スイスフランは、ユーロの政治や経済等に為替市場は影響を受けますが、あまり価値の変動もなく安全資産として認識されていますので、金融危機などの不安定要素が出回った場合の資産保護のために使われます

 

円も同じような働きがあり、リスク回避の際円高になることは多々ありますが、スイスフランはその力がもっと大きいと言えます。

 

またユーロが売られることにより、スイスフランに買いが走り、リスク回避される傾向があるなど、ユーロのリスク回避から買われる傾向を見てもユーロの動向が直接影響を与える要因となることが分かります。

 

ユーロのネガティブな情報は常にチェックしておき、
尚且つユーロ加盟国の先進国でもあるドイツの経済状況というものが一つの指標になります。

 

その他に、スイスフランに影響を与える経済指標は以下になります。

 

KOFスイス先行指数(KOFスイス経済研究所が発表する先6ヶ月の景気状況の予測)
失業率と貿易収支(スイス経済自体安定していますが、一番の貿易相手国のドイツの動きには注目しなければなりません)
スイス以外のキャリートレード通貨の値動き
などです。

 

ユーロ危機や金融恐慌等世界で為替の大きな動きがある時は買われる傾向にありますのでそちらも常に頭に置いておくと良いでしょう。

 

極論な話、経済危機が起こるのを把握できていればスイスフランを買っておき、値動きで儲けることができます。
危機の予感ができてきた場合、スイスフランがチャンスとなるでしょう。

 

危機というのはいつの時代にでも起こるので、短期間で稼ぐよりも長期間での取引に向いています。

 

資産が増えれば多くの投資家と同じく、資産の避難先として活用するのもいいでしょう。

 

安定と独自の動きがカギとなります。

 

ただ現在はスイス中央銀行が「1ユーロ=1.20フランの最低為替レート設定する。1ユーロ=1.20フランを下回る水準は容認しない。無制限の外貨購入の用意がある。為替ターゲットを『最大限の決意』で守る」との声明を出しました。

 

つまり簡単に言うと、

 

為替介入をしてでも水準を維持する」という事です。

 

政府が本気モードになったことから、この先1ユーロ=1.20フランを下回ることはほぼ無いと思います。

 

この発表があったときのチャートは凄かったのを覚えています。

 

私は利益が出たほうだったので良かったのですが、これで退場を余儀なくされたトレーダーも多数いました。

 

改めてその時のチャートを載せたいと思います。(下記チャートはザイFX!様より引用)

 

う〜ん・・・半端無いですね^^;

 

このスイスフランですが、【1ユーロ=1.20フラン】を割らないと言う性質を利用して、上手くトレードしていらっしゃる方もたくさんいるみたいですね☆

 

ゴルスパは次のステージへ

 

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