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ドル買いの勢いが止まらない!! 相場観12月第1週

ドル買いの勢いが止まらない!! 相場観12月第1週

 

先週は118.80台で引けたドル円ですが、既に119円に近付いていたこともあって12月に入った今週早々、119円を付ける場面も何度か見られました。

 

 

実に7年4か月ぶりの119円ですが、ここに至るまで特に紆余曲折の値動きがあった訳でも無く、9月からの上昇が順調に続いたことによる119円到達です。

 

 

先週末は原油先物価格の急落によりドルが上昇。

 

 

それを受けての118円台後半での推移でしたが、12月1日の月曜日は東京市場の間には特に大きな値動きはなく、そのまま118円後半でもみ合います。

 

 

しかし欧州時間に入り、格付け会社ムーディーズによる日本の政府債務格付けの引き下げが発表されました。

 

 

これを受けての円売りにより、ドル円は119.15円まで急騰しますが、、直後に巻き戻しが入り、118.30を割るところまで1円近く急速に下落します。

 

 

ムーディーズによる格下げ声明には日本政府への信用も盛り込まれていますが、急速な円買いの要素は1日の日経先物夜間の下落が大きな要素と見られます。

 

 

その後も巻き戻しは続き、ドル円は一時117.85レベルまで下押しされました。

 

 

今までの急激な円安進行もあり、また先月の19日頃から月末までは一旦117.40円〜118円台半ばでレンジを形成していたため、この価格帯で調整に入るかとも思われましたが、結局ドルは順調に買い戻され、翌2日には119円をあっさり突破。

 

 

今度は119円のラインが簡単にレジサポ転換となり、更に上値を試す展開に入ります。

 

 

週末には米11月雇用統計を控えていますが、この前に120円を突破するのではという勢いでした。

 

 

しかし、4日に119円後半を付けてからは120円の厚いバリアオプションに阻まれます。

 

 

東京市場から欧州時間まで何度も120円にトライしますが、ことごとく阻まれる上値の固さを見せながら、米雇用統計及びECBドラギ総裁の会見という2つのイベントに入ります。

 

 

米の前週分雇用統計は予想よりも若干悪い数値に終わりますが、この時点でドルが少々売られたものの値動きに乏しく、市場の注目はECBのドラギ総裁の会見に集まります。

 

 

ユーロドルを中心に相場は会見の内容に対し敏感に反応します。

 

 

ドラギ総裁の会見が続く間、ユーロドル、ユーロ円、ドル円と各通貨が乱高下し、ユーロドルは会見前半の思惑売りにより年初来安値となる1.2280ドルまで下押ししますが、直後に一気に買い戻され、一時1.2445まで値が動きました。

 

 

ユーロが売られた段階でドル円は固い壁であった120円を突破

 

 

ドラギ総裁の発言でついに120円を超えたか、と思ったのも束の間で、会見中に2度程120円を上抜ける場面もありましたが、会見後は119.65〜119.90円で推移。

 

 

やはり120円のバリアオプションが相当に固いことを示します。

 

 

9月、10月とのユーロの大幅下落時には必ずドラギ総裁の会見内容があったことを受け、今回もやってくれたか、という雰囲気ではありましたが、120円の厚い壁は翌金曜日の11月度米雇用統計を待つ格好となります。

最大のイベント、米雇用統計の発表で121円を突破

5日金曜日は東京時間こそ120円の壁が上値を抑えますが、日本時間午後に日経平均が上昇したことや時間外での米債利回りの上昇、更に本田内閣官房参与の発言もあって、指標発表前に120円を突破します。

 

 

そして今週末最大のイベント、米雇用統計の発表となりますが、11月の失業率は5.8%と予想通りだったものの、非農業部門雇用者の大幅な増加によりドル買いが一気に進みます。

 

 

発表直後に121円を突破し、ドル円は更に上値を追う展開となりました。

 

 

指標発表後は一時121.70円近くまで値を上げ、今週は121.30円辺りで引けています。

 

 

この指標を受けて前日値を戻していたユーロドルは再下落。改めて安値を試す展開となります。

 

 

同じく若干の戻しを見せていたポンドも対ドルでは再下落。ユーロ同様、最安値を付ける展開となっています。

 

 

前週まで、現在の急激な円安ドル高に対する値戻しの可能性について言及しましたが、今週も値戻しの要素が無いどころか、更に円安は進み121円を超える状態になっています。

 

 

為替アナリストから「テクニカルが通用しない展開」との声が聞かれるように、まだまだドルを買う動きが止まりません。

 

 

類を見ないほどの急ピッチで円安が進みますが、大きく下押し調整する要素に乏しい現在、アメリカの経済指標に注意しながら押し目の部分を買い続けるトレーダーが殆どでしょう。

 

 

但し、たった2カ月程度で一気に10円も変動したドル円を中心に、一方的な値動きの通貨が多すぎる現状は各国の経済にとっても歪みを生じさせます。

 

 

12月ということもあって年末は調整場面が増加することが考えられますが、それまでは相場の勢いを止める要素が見当たりません。

 

 

大きく動く場面が来るとすれば来年以降ですが、それまではテクニカルがあまり通用しないため各国のファンダメンタルに注視して慎重なトレードを心がけたいものです。

 

一番良いのはこのような相場では休むということですが・・・。

 

「休むも相場」

 

こういうときこそ実践するべきなのかもしれませんね!

なぜこんな企画を始めたの?

 

私の一個人としての相場の振り返りと展望を日記として記していきたいと思います。

 

なぜ急に?と思われるでしょうが、理由は

 

「トレーダーなのに相場感無いの?」

 

とあるトレーダーさんに言われたことです(汗)

 

一応あることはあるのですが、基本ゴルスパでトレードしており、
そんな詳しい相場感は要らないと思っているのですが、そのトレーダーさん曰く、

 

「やはり相場感を示さないと説得力がないよ」

 

という事を言われた事がきっかけです。

 

 

ただ、数ヶ月前に脳出血を起こしてからPCに迎える時間が長く取れないので、
できる範囲で書いていきます^^;

 

 

内容は一個人の日記だと思ってお読みください(笑)

 

 

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