【FX初心者基礎解説】 南アフリカランドの基礎
南アフリカランドの特徴は、値動きの大きさと不安定さです。
国家自体が未だ発展途上なため、物価動向や失業率も安定していませんので、値動きも安定していないのが現状です。
政策金利も以前よりは低くなり、通貨取引量も少ないことから少しの情報で為替相場が左右されてしまいますので、リスクの高い通貨とみなされる傾向にあります。
個人の手腕によっては大きな利益を得られるかもしれませんが、大損失を被る可能性もあります。
南アフリカランドは、オーストラリアドルやカナダドルやブラジルレアル同様、資源国通貨なので資源の相場価値に左右されます。
南アフリカは豊富な採掘量を誇る鉱物資源の価値に左右されると言え、単純に考えれば金などの鉱物資源の値段が上がっている時が狙い目なのかもしれません。
またアフリカ大陸に位置することから隣国の政治的不安要素も相場に影響を与えますし、通貨取引量が少ないことから個人投資家の影響も強いと考えられます。
それ以外に、南アフリカランドに影響を与える経済指標は以下になります。
・金相場(特にNYとロンドンの金相場)
・南アフリカ準備銀行が定める政策金利の発表
・治安や政治状況(隣国の紛争状況や移民の流入など)
・個人投資家の動向。
など主に前述した内容と重複しますがこのようになります。
政府や機関などが経済を調べることがないのと、調べていても信用に値しないなどの理由から主に南アフリカ以外の機関が発表する要素から情報を集める必要があるでしょう。
値動きが激しいので上級者向けであることはもちろん、アフリカ情勢にも詳しくなければいけません。
アフリカの情勢というのは日本との関わりは殆どないことから日本のメディアでも殆ど取り扱っていない分野ですが、アフリカでも日々政治的な事件や金融的な事件は起こっています。
そうしたＦＸ自体が難しい事と情報を集めにくいという事情から、アフリカの情報を集めやすい英語ができることを最低限のラインとした方がいいかもしれません。
ゴルスパは次のステージへ
元本以上の損失は負担します！
