まさかの展開!日銀サプライズ!!相場観10月第5週

まさかの展開!日銀サプライズ!!相場観10月第5週

まさかの展開!日銀サプライズ!!相場観10月第5週

10月最終週は最後の最後、金曜日にまさかのサプライズが起こりました。

 

 

11月は更なる波乱の相場になりそうな状態で終わった前週を振り返ります。

 

 

10月最終週は、日本時間の30日木曜日早朝にFOMC政策金利の発表があることから、それまではドル円を中心に押し並べて様子見の展開になるであろう、というのが大勢の見方でした。

 

 

実際、週初めは特に目立った値動きもありませんでしたが、28日火曜日の米耐久財受注が前月比1.3%マイナスという予想以上に悪い数値を示したことで大きくドルが売られる場面がありました。

 

 

しかし、直後に同じく米国の消費者信頼感指数リッチモンド連銀製造業指数の数値が発表され、共に強い数値だったことから行って来いの値動きになり、ドル円は上値を試す展開でFOMC政策金利の発表待ちということになります。

 

 

画像は29日18:00頃のドル円4時間足で、水色の四角で囲った部分が今週前半の値動きです。

 

 

見ての通り、チャート上では108.35の上値から107.64辺りまでを下値として、レンジ帯で動いていました。

 

 

前述した28日火曜日の値動きを持ってしても、このレンジ帯の中での値動きに収まっています。

 

 

この時点でFOMC政策金利の発表まで9時間ほどありますが、指標発表時にこのレンジ帯をどちらに抜けるかでトレードプランを立てているトレーダーも多かったと思われます。

 

 

そしてFOMCの発表となるわけですが、予定通り量的緩和の終了及び政策金利を「相当な期間」維持するという方針が発表されましたが、市場はこの発表内容に対してタカ派的な色が強いと見做し、総じてドル買いが進みます。

 

 

図はFOMCの声明発表後の1時間足チャートですが、それまでのレンジ帯を一気に上抜け、108.95円付近まで一気に上昇しました。

 

 

同じく30日の日本時間21:30には米雇用統計と7〜9月期GDPの発表があり、更に注目される場面となります。

 

 

新規失業保険申請件数は市場予想よりも悪化したものの、GDPが前期比年率で3.5%という予想以上の数値を示し、市場予想の3.0%より0.5%も上回る数値となりました。

 

 

GDPの数値は予想以上に強かったものの、内容がネガティブであるという理由から一転してドルが売られ、指標発表の時点では108.80円を割るところまで下押しされました。

 

 

更に日本時間31日の2時頃にヘッドラインニュースが流れます。

 

 

日本政府によるGPIFの運用方針見直しが発表されるのでは、という内容ですが、このニュースに市場が反応し、日経平均先物が上昇

 

 

この動きを見てドル円にも動きが見られ、一時109.40円を上回るレベルまでドル高が進みます。

日銀による年間80兆円に拡大という、とんでもないサプライズ

主なマーケットスケジュールも一段落し、ドル買いの目線がさらに強まったところで次週から109円半ば〜110円を試すのでは、という値動きで今週を締めそうな感じでしたが、31日金曜日の日銀金融政策決定会合において、マネタリーベースを年間80兆円に拡大という、とんでもないサプライズの発表がありました。

 

 

夜中のGPIFに関するニュースを遥かに上回るサプライズで一気に円が売られ、ドル円は一気に110円超えを果たします。

 

 

日経平均も一気に上昇を見せ、主要銘柄はほぼ全面高となりました。

 

 

その後も円売りドル買いが続き、一時は112.45円という、およそ7年ぶりの高値を付けました。

 

 

引けの時点でも112.3円を上回る高値水準のままです。

 

 

図は金曜日午後のドル円1時間足チャートで、赤色の丸は米ファンダメンタル、水色の丸は日本発のファンダメンタルです。

 

 

FOMCの発表で1円ほど上昇し、雇用統計・GDPではその水準から上にも下にも行きませんでした。

 

 

以降は109円前後で推移し、11月を迎えるのではという予測でしたが、夜中の日本政府によるGPIF見直しのヘッドラインニュースで50pipsほどの上昇を見せます。

 

 

そして金曜午後の金融緩和で一気に3円近い上昇を果たし、単日の値上げ幅では稀に見る上昇となりました。

 

 

今までは底堅かった米経済が相場を主導してきましたが、最後で日銀が主役の座をさらったという感じです。

 

 

クロス円もそれぞれ上げ幅を拡大し、ドルストレートはユーロが売られ続け2012年8月以来の安値更新となります。

 

 

ポンドドルもドル高が進むものの、ユーロ売り・ポンド買いもあって切り返して引けています。

 

 

11月もドル円が相場の主導権を握り、ドルが更に高値を試すかどうかという目線が強いまま迎えることになります。

 

 

さすがに上げ過ぎの感があるので、ドル円を中心にクロス円は調整の下落場面が来てもおかしくはありませんが、ファンダメンタルの情報には今後も注意が必要でしょう。

なぜこんな企画を始めたの?

 

私の一個人としての相場の振り返りと展望を日記として記していきたいと思います。

 

なぜ急に?と思われるでしょうが、理由は

 

「トレーダーなのに相場感無いの?」

 

とあるトレーダーさんに言われたことです(汗)

 

一応あることはあるのですが、基本ゴルスパでトレードしており、
そんな詳しい相場感は要らないと思っているのですが、そのトレーダーさん曰く、

 

「やはり相場感を示さないと説得力がないよ」

 

という事を言われた事がきっかけです。

 

 

ただ、数ヶ月前に脳出血を起こしてからPCに迎える時間が長く取れないので、
できる範囲で書いていきます^^;

 

 

内容は一個人の日記だと思ってお読みください(笑)

 

 

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