経済指標の使い方や狙いは?代表的な指標をまとめました!-前編-
みなさんは、トレードを行っている上で>気をつけている事はなんですか?
資金管理、メンタル、損切り、利確・・・。
どれも大事です。しかし、まだ大事なものがあります。
それは【経済指標】です。
初心者の方は経済指標って言われても、
「なんじゃそれ??」
っていう感じだと思います。
FXをしない生活であれば、恐らく目に留まることも無いし注目もしないと思います。
しかし、FXをする上では非常に大事なものになります。
ではまず、経済指標とは何かについてご説明します。
経済指標とは、
「その国の経済状況を分かりやすく数値で表したもの」
つまり、この経済指標を見ればその国の経済状況や今後の見通しなどを予測することができます。
この先を予測する事がFXでは大事なものになってきます。
ただ闇雲に「売った」「買った」「決済」「損切り」をするのは博打と同じと言えます。
経済指標を見て大方の予測をつけ、それに従ってトレードビジョンを持つ事が大事だと思います。
経済指標で気をつけなければいけないのは、発表直後の値動きに惑わされないことです。
経済指標発表時の激しい値動きで利益を得る手法を取っていらっしゃるトレーダーの方もいますが、
そのような方はプロのトレーダー(銀行や証券会社)で、情報収集力が一般トレーダーとは比べ物に
ならないものを持っている人たちが優位なのです。
実際、指標発表時の値動きで利益を得ようとすると、
スリッページは酷く、約定もしずらいので予想と逆に値動きがあった場合
悲惨な状況になることは間違いありません(汗)
しかし、この指標発表時の値動きを見ていたら参加したくなる気持ちも分かります(^^;)
経済指標で一番注目される物は、なんと言っても「アメリカの雇用統計と失業率」です。
ここで注意して頂きたいのは、先月との結果の比較よりも市場予想とどれだけ乖離しているか
を市場は注目しているということです。
「先月より良かったから上がるだろう」
と思っていても、発表値が先月より良くても市場予想より低ければ下がります。
「市場予想との乖離」
これが経済指標発表を迎える上で大事なポイントになるので覚えておいてください☆
経済指標の使い方や狙いは?代表的な指標をまとめました!-前編-関連ページ
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- 経済指標の使い方や狙いは?代表的な指標をまとめました!-後編-
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- 【米】 ISM製造業景況指数
- 【米】 ADP雇用統計
- 【米】 米FOMC政策金利発表
- 【米】 四半期GDP(速報値)
- 【米】 消費者物価指数<CPI>
- 【米】 新築住宅販売件数
- 【米】 小売売上高
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