【FX初心者基礎解説】 南アフリカランド
FXの魅力は通貨価値の変動による差益の獲得と、金利差によるスワップポイントの獲得の二種類があります。
その内スワップポイントに関しては豪ドルが人気を博しています。
しかし最近ではその豪ドル以上の金利差が得られる南アフリカランドが注目されています。
FXでも通常の取引メニューに含まれている会社が増えて来ましたので取り扱いもしやすくなっていますが、金利が高いということはリスクも高いということを忘れてはなりません。
それを差し引いても魅力がある通貨のため外貨預金などでも南アフリカランドの名前が良く出てくるようになりました。
南アフリカランドは変動の幅が大きい通貨で、他の通貨ペアとは異なり10万通貨を基本単位として採用しているところが殆どです。
そのためちょっとした変動が大損失を生む可能性がある点がリスクとして挙げられます。
また、通貨取引量の関係からスプレッドが大きいため、スタート地点から既にちょっとした損失を抱えてしまう取引形態となります。
金利が高いのは魅力ですが、FXの場合レバレッジを高くしてしまうと変動があった場合に証拠金不足で耐えられなくなる可能性がありますので、金利差で利益を得ようとするのであれば、レバレッジを低く設定し、預金のような感覚で取り組むのが良いかもしれません。
南アフリカランドは豪ドル以上の金利になっていますが、それにはそれ相応のリスクがあるということを肝に銘じ、無理のない取引でのんびり構えられるくらいの余裕を持って臨む事が必要です。